2007-04-25
天皇賞・展望
ポスト @ 21:59:36 , 修正 @ 2007-04-28 20:47:48 | 競馬
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天皇賞・春 展望2 【枠順確定、そして長距離巧者、横山典弘騎手の分析】
04/29(日) 3回 京都 4日目 11R 第135回 天皇賞・春(G1) 4歳上 ○国際○指(定量) 芝3200m 16頭 発走:15:40 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円
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GIの中でも最長の距離で行われる春の天皇賞、同じく長距離の GIである菊花賞同様、荒れやすいレースとなっている。
なぜ荒れるのか?その理由は3000mを超える長距離レースが、 極端に少なくなってしまったから、と言えるだろう。
それ故 人馬共に長距離の経験が足らず、混乱してしまうのである。
よく見られるケースが「ノーマークの馬の逃げ粘り」である。 菊花賞ではマイネルデスポット、天皇賞ではイングランディーレ が低人気ながら連対を果たしている。どちらも実力的には とてもG?で勝負なるような馬ではなかったが、展開に恵まれ 大番狂わせを演じた。
ただでさえ、そんな特異な側面を持つレース。加えて本命不在の 混戦ともなれば予想は一筋縄ではいかない。
(有力馬の検証)
・メイショウサムソン
去年の2冠馬。ダービー以降、精彩を欠いているものの、 実績はメンバー中ダントツ。菊での敗北で距離が疑問視される が、長距離がダメとは決して思わない。菊はキレ不足と 状態が悪かったがゆえの敗北、キレ不足を補うようなレースが できれば、上位争いは可能だろう。
・アイポッパー
現役屈指のステイヤー。こと長距離での安定感は他の追随を 許さない。ユタカが香港遠征で不在もキッチリとアンカツを 確保。陣営のここに賭ける意気込みが感じられる。
・デルタブルース
海外G?・菊花賞と長距離の大舞台では結果を残している。 ただ、鞍上・馬ともにお世辞にも信頼できるとは言えない ところが問題。前走もチグハグな競馬で直線追い込むも届かず。 実力はあるのだろうが軸にはし辛い。
・トウカイトリック
昨年末に逃げ一辺倒から差しに脚質転向。これが成功し、選択 の幅が広がった。決してキレる脚はないが、ジワジワと確実に 伸びてくる。長距離も望むところ、中団で有力馬を見ながら 競馬できるのは強み。
・ネヴァブション
菊花賞で惨敗後、三連勝で天皇賞にコマを進めた上がり馬。 前走・日経賞では実力馬トウショウナイトをねじ伏せた。 問題は距離だろう。
・トショウナイト
一昨年のこのレース4着。昨年のアイポッパーに勝利しており、 実力はある。前走も勝ち馬との2kgの斤量差がそのまま着差 となっただけ。鞍上が不安だが、ミスなく乗れば上位進出も 十分可能。
・マツリダゴッホ
一瞬のキレはメンバー中トップだろう。前走でも本番へ向けて どこまで粘れるか、といった試走の側面が強く、勝つ気で乗れば 勝ち負けだったはず。距離が持つかどうかが最大の問題だが、 逆に距離さえもてば頭まである馬。
有力馬はこのへんまでか。
(展開)
最初に書いた通り、このレースは前目でレースを進める馬が 俄然有利。今回も逃げ馬に注目していきたいところだが、 デルタブルースが前にいって早め先頭のスタイルで行くと 明言、加えてサムソン・ポッパーも前で競馬をする馬、さらに トウカイトリックが以前のように逃げる可能性もあり、必ずしも 逃げが有利という展開になるとは思えない。有力馬が前々で レースを進めるなら、中団で先行勢を見ながらレースができる 差し馬が魅力か。
(血統)
長距離レースはデータが少ないがゆえに、血統が予想の参考に なることが多い。
既に長距離で実績のある馬は除き、有力馬の中で長距離での 実績がない馬について見てみる。
・メイショウサムソン
父オペラハウスはテイエムオペラオーを輩出しており、不安は ない。ただ、母父のダンシングブレーブは長距離向きとは いえない。
・ネヴァブション
父マーベラスサンデーはシルクフェイマスを輩出。得意という ワケではないが、不得意というワケでもない。母父はかの名馬 ミルリーフ、長距離もこなす血統。
・マツリダゴッホ
父はSSで問題ないが、母父が知らない馬。SS産駒にも スプリンターからステイヤーまで様々な種類がいるので、 断定するのは難しいか。
とりあえず現状はこんなものだろうか。
どの馬にもチャンスがあり、どの馬にも死角がある非常に 予想し辛いレースと言える。 思い切ったレースをしてくるだろう横山騎乗のマツリダゴッホや サムソン・ポッパーを徹底マークで直線での差しきりを狙ってくる トリック・ナイトらを狙って行きたい。