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いよいよ四年に一度の祭典、オリンピックが始まった。水泳、野球、陸上、レスリングなどが、メダルの期待がかかる競技であるが、何といっても一番メダルが期待される種目は柔道だろう。日本の国技であるが故、男女ともにすべての階級にてメダルの可能性がある、五輪で最も期待がかかる種目。だが、先陣を切って登場した谷・北岡の両名は、なんとも歯がゆい試合運び、消化不良とも言える内容で敗退してしまう。なぜこのような展開になってしまったのだろうか。実は、これらの背景には、「柔道」と「JUDO」、つまり日本における柔道と、欧州におけるJUDOの差異というものが存在する。
日本における柔道、それは一本勝ちを狙いにいく攻めの柔道。対して欧州におけるJUDOは、とにかく勝ちにこだわる柔道。そして現在、世界は柔道からJUDOへシフトしつつある。そして、この流れを受けてか、今まで実績重視であった日本代表の選考も、結果重視のものに変化していった。
そして選手選考だけではなく、選手たちの試合運びも、一本を狙う柔道ではなく、勝ちにこだわるJUDOへと変化していった。その結果、谷は攻めきれずに準決勝で敗退、五輪三連覇の野村を差し置いて代表に選ばれた北岡は、一回戦で負けてしまう有様。方針転換が完全に裏目に出てしまったのである。
この先の選手もこのような感じでは、正直面白くないし、メダルも厳しい、と思っていたが、二日目に登場した内柴、中村は「JUDO」ではなく、「柔道」の精神で試合に臨んでいた。けっして守りに入らず、攻め続ける姿勢である。その結果、内柴は金、中村は銅を獲得。初日の悪い流れを断ち切った。
やはり日本人は「JUDO」ではなく、「柔道」が似合う。選手としてもそうだろうし、観客にとってもそうではないだろうか。指導の応酬で判定勝負で決着してしまう柔道など、とても見てて面白いとは思えない。柔道の魅力は、華麗な一本勝ちであることは疑いようがないのだから。
鈴木、井上、棟田、石井と大混戦の代表争いであった100kg超級。結局代表に選ばれたのは石井、四人の中で唯一、「柔道」ではなく「JUDO」を実践している男である。この代表選考が果たして正しかったのか、間違っていたのか、数日後明らかになるが、その結果を踏まえて、協会はもう一度考え直す必要があるのではないだろうか?
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いよいよ四年に一度の祭典、オリンピックが始まった。水泳、野球、陸上、レスリングなどが、メダルの期待がかかる競技であるが、何といっても一番メダルが期待される種目は柔道だろう。日本の国技であるが故、男女ともにすべての階級にてメダルの可能性がある、五輪で最も期待がかかる種目。だが、先陣を切って登場した谷・北岡の両名は、なんとも歯がゆい試合運び、消化不良とも言える内容で敗退してしまう。なぜこのような展開になってしまったのだろうか。実は、これらの背景には、「柔道」と「JUDO」、つまり日本における柔道と、欧州におけるJUDOの差異というものが存在する。
日本における柔道、それは一本勝ちを狙いにいく攻めの柔道。対して欧州におけるJUDOは、とにかく勝ちにこだわる柔道。そして現在、世界は柔道からJUDOへシフトしつつある。そして、この流れを受けてか、今まで実績重視であった日本代表の選考も、結果重視のものに変化していった。
そして選手選考だけではなく、選手たちの試合運びも、一本を狙う柔道ではなく、勝ちにこだわるJUDOへと変化していった。その結果、谷は攻めきれずに準決勝で敗退、五輪三連覇の野村を差し置いて代表に選ばれた北岡は、一回戦で負けてしまう有様。方針転換が完全に裏目に出てしまったのである。
この先の選手もこのような感じでは、正直面白くないし、メダルも厳しい、と思っていたが、二日目に登場した内柴、中村は「JUDO」ではなく、「柔道」の精神で試合に臨んでいた。けっして守りに入らず、攻め続ける姿勢である。その結果、内柴は金、中村は銅を獲得。初日の悪い流れを断ち切った。
やはり日本人は「JUDO」ではなく、「柔道」が似合う。選手としてもそうだろうし、観客にとってもそうではないだろうか。指導の応酬で判定勝負で決着してしまう柔道など、とても見てて面白いとは思えない。柔道の魅力は、華麗な一本勝ちであることは疑いようがないのだから。
鈴木、井上、棟田、石井と大混戦の代表争いであった100kg超級。結局代表に選ばれたのは石井、四人の中で唯一、「柔道」ではなく「JUDO」を実践している男である。この代表選考が果たして正しかったのか、間違っていたのか、数日後明らかになるが、その結果を踏まえて、協会はもう一度考え直す必要があるのではないだろうか?
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