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先日、このblog上で書いた通り、現在のテレビ業界は低迷の一途を辿っていると考えて間違いない。 同じ芸人(しかも大して面白くもない芸人)が出ずっぱりなバラエティ番組、オリジナリティのないクイズ番組、マンガ・アニメ・小説などの実写化、過去の名作の劣化リメイク(酷い時には、リメイクどころか過去に放送したものそのまま流す)などで埋め尽くされた番組表を見れば、それも納得できるところである。 もはや見るのはニュースだけ、という状況になっている人も珍しくはない。だが、そのニュースでさえ、現在のマスコミ不信を考えれば見るに値するのか疑問が残る。 テレビという存在は、今や多くの人間にとってさして重要ではないものになりつつある、といっても過言ではない。 しかし、である。全てのテレビ番組がつまらないのか?と問われれば、答えは「否」である。 ほとんどのテレビ番組が見るに値しないようなものであったとしても、中には「本物」が存在する。 そのような「本物」を見つける作業は、まるで大量のごみの山から一粒のダイヤの原石を見つけるかの如く、だが、それに出会えた時の興奮は筆舌に尽くしがたい。 今回は、そんな「本物」の一つといっていい、「放送禁止」というテレビ番組をレビューする。
タイトルからして興味を引く「放送禁止」、別に何らかの理由で、検閲に引っかかった番組だとかそういう話ではないので、そこのところは安心してもらいたい。 まずは内容を解説したいところなのだが、この番組を見て衝撃を受けたい人には、まったくの予備知識ゼロから見てもらいたい(かく言う小生も、知人にオススメされるがまま、何の情報もない状態で見た)。 この「放送禁止」、全部で6作あるが、私が最も衝撃を受けた5作目を推薦しておく。 見終わって最初に思うことは「は?なにこれ?」といった類のものだろう(事実、小生もそう感じた)。 だらだらとドキュメンタリーっぽい話が続いてたのに、最後に怒涛の如く話が展開していき、置いてけぼりを食らってしまうのである。 その後、ラスト部分を見返すうちに、ジワジワと話の概要を理解していくことができ、全てを把握したとき、思わず唸らずにはいられないのである。 とにかく一度見てほしい、そう思える番組。
※ここまで読んでも、大して興味を持てなかった人用に、この番組に関するちょっとした予備知識を提供する。少なくとも、この手のジャンルが好きな人なら、多少なりとも興味が持てるような内容であると思う。
1:この番組はドキュメンタリー風フィクション番組。よってストーリー、登場人物、など、全ては演出である。
2:「事実を積み重ねることが、必ずしも真実に結びつくとは限らない」という冒頭の説明通り、この番組は、ラスト5分前までの「表の顔」と、ラスト5分で明らかになる「裏の顔(真実)」が存在する。
3:真実を把握するには、番組中に張り巡らされている数々の伏線(ヒント)に気付かなければならない。
わかりやすく言うと、ミステリ小説風な展開の番組なのである。 全ての真相が明らかになるまでに、様々な箇所で(伏線)ヒントがあり、それらがラストの展開でまとめて回収され、真相が明らかになるのである。 この伏線回収っぷりこそが、この番組のキモであり、他にはないこの番組独自の手法である。 例えヒントに気付かなくても、ラストで答えを提供してくれるので無駄な気苦労もなくて済む。 初見が、ただただ驚くためにあるのに対し、二回目以降は、ラストのネタバレまでに、いかにヒントを見つけ出し、真相に辿り着けるか、という楽しみ方ができるのである。 よく考えられたシステムだと思う。
小生が見たのは3,4,5作目だが、どれも面白い内容であった。最新作(6作目)がつい最近放送されたようなので、近いうちにこちらもチェックしてみようと思う。
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先日、このblog上で書いた通り、現在のテレビ業界は低迷の一途を辿っていると考えて間違いない。 同じ芸人(しかも大して面白くもない芸人)が出ずっぱりなバラエティ番組、オリジナリティのないクイズ番組、マンガ・アニメ・小説などの実写化、過去の名作の劣化リメイク(酷い時には、リメイクどころか過去に放送したものそのまま流す)などで埋め尽くされた番組表を見れば、それも納得できるところである。 もはや見るのはニュースだけ、という状況になっている人も珍しくはない。だが、そのニュースでさえ、現在のマスコミ不信を考えれば見るに値するのか疑問が残る。 テレビという存在は、今や多くの人間にとってさして重要ではないものになりつつある、といっても過言ではない。 しかし、である。全てのテレビ番組がつまらないのか?と問われれば、答えは「否」である。 ほとんどのテレビ番組が見るに値しないようなものであったとしても、中には「本物」が存在する。 そのような「本物」を見つける作業は、まるで大量のごみの山から一粒のダイヤの原石を見つけるかの如く、だが、それに出会えた時の興奮は筆舌に尽くしがたい。 今回は、そんな「本物」の一つといっていい、「放送禁止」というテレビ番組をレビューする。
タイトルからして興味を引く「放送禁止」、別に何らかの理由で、検閲に引っかかった番組だとかそういう話ではないので、そこのところは安心してもらいたい。 まずは内容を解説したいところなのだが、この番組を見て衝撃を受けたい人には、まったくの予備知識ゼロから見てもらいたい(かく言う小生も、知人にオススメされるがまま、何の情報もない状態で見た)。 この「放送禁止」、全部で6作あるが、私が最も衝撃を受けた5作目を推薦しておく。 見終わって最初に思うことは「は?なにこれ?」といった類のものだろう(事実、小生もそう感じた)。 だらだらとドキュメンタリーっぽい話が続いてたのに、最後に怒涛の如く話が展開していき、置いてけぼりを食らってしまうのである。 その後、ラスト部分を見返すうちに、ジワジワと話の概要を理解していくことができ、全てを把握したとき、思わず唸らずにはいられないのである。 とにかく一度見てほしい、そう思える番組。
※ここまで読んでも、大して興味を持てなかった人用に、この番組に関するちょっとした予備知識を提供する。少なくとも、この手のジャンルが好きな人なら、多少なりとも興味が持てるような内容であると思う。
1:この番組はドキュメンタリー風フィクション番組。よってストーリー、登場人物、など、全ては演出である。
2:「事実を積み重ねることが、必ずしも真実に結びつくとは限らない」という冒頭の説明通り、この番組は、ラスト5分前までの「表の顔」と、ラスト5分で明らかになる「裏の顔(真実)」が存在する。
3:真実を把握するには、番組中に張り巡らされている数々の伏線(ヒント)に気付かなければならない。
わかりやすく言うと、ミステリ小説風な展開の番組なのである。 全ての真相が明らかになるまでに、様々な箇所で(伏線)ヒントがあり、それらがラストの展開でまとめて回収され、真相が明らかになるのである。 この伏線回収っぷりこそが、この番組のキモであり、他にはないこの番組独自の手法である。 例えヒントに気付かなくても、ラストで答えを提供してくれるので無駄な気苦労もなくて済む。 初見が、ただただ驚くためにあるのに対し、二回目以降は、ラストのネタバレまでに、いかにヒントを見つけ出し、真相に辿り着けるか、という楽しみ方ができるのである。 よく考えられたシステムだと思う。
小生が見たのは3,4,5作目だが、どれも面白い内容であった。最新作(6作目)がつい最近放送されたようなので、近いうちにこちらもチェックしてみようと思う。
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