2008-06-13

戦場のヴァルキュリア

ポスト @ 15:34:44 | ゲーム

wii、Xbox360、PS3、による次世代ゲームハード機争いは、現在のところ任天堂wiiの圧勝という形になっている。革新的な操作方法と体感ゲームに重点を置いたソフト戦略が功を奏し、今までゲームをやらなかった一般ユーザーをも取り込んだことが、勝因に挙げられる。だが、これらは一過性のものである可能性が捨てきれず、長続きするものとは考えにくい。よってゲーマー層にとってはwiiよりもXboxやPS3のほうが将来的には必要になってくると思われる。特にMGS4やFFシリーズ等、ミリオンセラー確実なソフトの販売が確実なPS3は、最も期待度の高いハードとおえる。そんなPS3の名作となりうるだろうソフトである「戦場のヴァルキュリア」が今回レビューする作品である。

【ジャンル】
 基本はシミュレーションだが、従来SLGにあるマス目ごとに動かすというタイプではなく、アクションゲーム感覚でキャラを動かしていく。一つのステージをクリアすると話が進展し、次のステージへいける、という点は従来のSLGと同じ。

【ストーリー】
 小国であるガリア公国に帝国と呼ばれる巨大国家が攻め込んでくるが、主人公達がそれを阻止すべく奮闘する、という王道のストーリー。雰囲気としては、やや時代古めなエースコンバット5を陸軍にして、多少のファンタジック要素を盛り込んだ感じ。

【グラフィック】
 手書き風に描かれた2Dキャラが流暢に動くのは好印象。PS2のオーディンスフィアとはまた違った意味での完成されたグラフィックといえる。戦闘中でも、ムービーシーンとほとんど変わらないクオリティのグラフィックを保っており、この手のものとしては文句のないレベル。

【音楽】
 これは特に印象に残るものはなかった。別に悪いというワケではないのだが、手放しで褒められるというものではなく、至って普通。

【キャラ】
 これも特にクセのあるキャラがいないので、可もなく不可もない印象。ただ、声優陣がやたら豪華なイメージがある。また主人公率いる第7小隊には数多くの兵隊が存在するのだが、それぞれに専用のプロフィール、能力、グラ、ボイスが用意されており、凝っている。

【ゲーム性】
 戦車、偵察兵、突撃兵、支援兵、狙撃兵、対戦車兵の6つが、主な兵科だが、それぞれの兵科に得手不得手があり、最低1ステージはそれぞれの兵科にスポットライトが当たる。ゴリ押しは効かない、という点で難易度もそれなり、加えてライトユーザー用の救済措置として、「オーダー」と呼ばれるシステムも存在し、初心者から上級者まで楽しめる。

【ボリューム】
 普通にプレイしてクリアするまでにそこそこの時間がかかる、そして2周目限定の要素、やりこみ要素もそれなりにあるので、まずまずのボリュームといえる。

【感想】
 グラフィックは文句なし、ストーリーも王道だが悪くない、ゲームとしてもそこそこのデキ、これといった欠点が見られない良作と言えるだろう。ただ、名作になるためには何かが足りない。

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